「青森県内でNIPTを受けたいけれど、仙台や東京まで行かないとダメ?」
「近くの病院で検査できるなら、それが一番いいんだけど…」
青森県にお住まいのあなたは、NIPT(新型出生前診断)を受けられる施設が近くにあるのか、費用はどれくらいかかるのか不安に思っていませんか?
実は、青森県は認証施設(大学病院)の検査費用が全国平均よりもかなり安く設定されているという、知られざるメリットがあります。また、青森市内には年齢制限なく柔軟に受けられるクリニックも存在します。
この記事では、青森県でおすすめのNIPTクリニックを「認証施設」「非認証施設」に分けて、分かりやすくご紹介します。
比較表も用意しましたので、あなたにぴったりのクリニック選びに役立ててくださいね。
※注意点:掲載している情報は記事執筆時点のものです。価格情報などの内容は変動する場合があります。最新の情報は、公式サイトの内容を必ず確認してください。
【比較表】青森でおすすめのNIPTクリニック一覧
まずは、青森県内(青森市・弘前市)でNIPTが受けられるおすすめクリニックを比較表にまとめました。
| クリニック名 | 認証/非認証 | 基本検査費用(税込) | 検査項目例 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| レッドメイプルクリニック (NIPT Japan提携) | 非認証 | 165,000円~ | 全染色体、微小欠失 | 青森市浜田。土日祝も検査対応で通いやすい。 |
| 平石クリニック(提携院) | 非認証 | 198,000円 | 13,18,21トリソミー、性染色体、微小欠失 | 青森市内で採血可。羊水検査費用の全額補助あり。 |
| ミネルバクリニック | 非認証 | 176,000円~ | 13,18,21トリソミー、全染色体、微小欠失 | オンライン診療対応。自宅近くの医療機関で採血。 |
| 弘前大学医学部附属病院 | 認証 | 約120,000円 | 13,18,21トリソミー | 弘前市の基幹施設。費用が全国的に見ても安価。 |
※費用は検査料・カウンセリング料などを含んだ概算(目安)です。診察料が別途かかる場合や、料金改定の可能性があるため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
青森でNIPTクリニックを選ぶ4つのポイント
「認証と非認証、どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるでしょう。
青森県ならではの事情を踏まえて、クリニック選びのポイントを4つ解説します。
①「認証施設」か「非認証施設」か
NIPT実施施設は、日本医学会が認証した「認証施設」と、それ以外の「非認証施設」に分けられます。
認証施設は、検査前の遺伝カウンセリングが必須で、臨床遺伝専門医などのサポートが手厚いのが特徴です。青森県では、弘前大学病院が基幹施設として認定されています。ただし、「紹介状が必要」「夫婦同伴が必須」などの条件が設けられている場合があります。
一方、非認証施設は、年齢制限などの条件がなく、誰でも検査を受けやすいのがメリットです。認証施設では教えてもらえない「性別判定」や、より細かい「全染色体検査」などを希望する場合は、非認証施設を選ぶ必要があります。
②アクセスの良さ(青森市・弘前市)
妊娠中の移動は雪道など負担になることもあります。
- 青森市エリア:レッドメイプルクリニック(NIPT Japan)、平石クリニック提携院などがあり、青森市内にお住まいの方に通いやすいです。
- 弘前市エリア:弘前大学医学部附属病院があります。津軽地方にお住まいの方におすすめです。
- 八戸・下北エリア:近くに施設がない場合は、青森市まで出るか、オンラインNIPT(ミネルバクリニックなど)を利用するのも一つの手です。
③検査項目の違い
「赤ちゃんの染色体について、どこまで詳しく知りたいか」をご夫婦で話し合うことも大切です。
- 基本のみ知りたい:ダウン症候群(21トリソミー)など、主な3つの染色体疾患だけで十分なら、認証施設・非認証施設のどちらでも可能です。
- 性別や他の染色体も知りたい:性別判定や、全ての染色体の異常、微小欠失などを調べたい場合は、非認証施設を選ぶ必要があります。
④検査費用の総額
NIPTは自由診療のため、全額自己負担です。
青森県の認証施設(弘前大学病院)は、検査費用とカウンセリング料を合わせても約12万円前後と、全国相場(約20万円)に比べて非常に安価な傾向があります。
一方、非認証施設は少し費用が上がりますが、性別判定などの追加情報が得られる点や、土日診療などの利便性がメリットとなります。
青森市内で検査可能!おすすめNIPTクリニック【非認証】
まずは、年齢制限などの厳しい条件がなく、豊富な検査プランから選べる非認証施設をご紹介します。
レッドメイプルクリニック(NIPT Japan提携)
レッドメイプルクリニックは、全国でNIPTを展開する「NIPT Japan」の提携クリニックです。青森市浜田玉川にあり、駐車場も完備されています。
特徴は、地域のクリニックで採血のみを行い、検査の説明や遺伝カウンセリング(希望者のみ・有料)はオンラインや電話で専門医から受けられるシステムです。
土日祝日も検査に対応しているため、平日お仕事が忙しいご夫婦でもスケジュールを合わせやすいのが魅力です。
参考:NIPT Japan
平石クリニック(青森提携院)
平石クリニックは、NIPTの検査実績が豊富なクリニックです。青森市内(本町エリアや浜田エリアなど)にある提携クリニックで採血が可能です。
一番の特徴は、万全のサポート体制です。検査結果が陽性だった場合の羊水検査費用を全額負担してくれるほか、認定遺伝カウンセラーに無料で電話相談ができます。
「もしもの時の費用負担が心配」「しっかりとした保証が欲しい」という方に選ばれています。
参考:平石クリニック NIPT
ミネルバクリニック(オンライン)
ミネルバクリニックは東京にある遺伝子検査専門のクリニックですが、完全オンラインでのNIPTを実施しており、青森県全域から利用可能です。
ビデオ通話で臨床遺伝専門医の院長からカウンセリングを受けた後、最寄りの医療機関(ご自身で手配、または紹介)で採血を行い、検体を郵送します。
世界最新鋭の第3世代NIPTを導入しており、高い検査精度を誇ります。近くに専門のクリニックがない地域にお住まいの方や、自宅にいながら専門医のカウンセリングを受けたい方におすすめです。
参考:ミネルバクリニック
地域の基幹病院で安心!青森のNIPTクリニック【認証】
次に、日本医学会に認定された認証施設をご紹介します。青森県は弘前大学病院が中心となって検査を提供しています。
弘前大学医学部附属病院
弘前市にある弘前大学医学部附属病院は、県内唯一の大学病院であり、NIPTの基幹施設です。
こちらの最大の魅力は、費用の安さです。検査料とカウンセリング料等を合わせても約12万円程度で受けることができ、これは全国の認証施設の中でもトップクラスの安さです。
受検には「かかりつけ医からの紹介状(FAX予約)」が必要で、原則として夫婦(パートナー)での来院が求められます。臨床遺伝専門医による丁寧なカウンセリングを受けたい方におすすめです。
NIPTに関するよくある質問
最後に、青森でNIPTを受ける際によくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. なぜ弘前大学病院は安いの?
A1. 大学病院などの認証施設では、NIPTを営利目的ではなく臨床研究の一環として捉え、検査会社との連携によって費用を抑えていると考えられます。ただし、予約枠に限りがあったり、紹介状が必須であったりと条件があるため、早めの確認が必要です。
Q2. 検査はいつから受けられますか?
A2. 多くの施設では、妊娠10週0日から検査可能です。認証施設の場合は、紹介状の準備や予約調整に時間がかかることがあるため、妊娠が分かったら早めに主治医に相談し、9週頃には予約を入れておくとスムーズです。
Q3. 仙台のクリニックまで行った方がいいですか?
A3. 必ずしも県外へ行く必要はありません。青森県内には認証・非認証ともに選択肢が揃っています。特に冬場の移動は妊婦さんの体に負担がかかるため、まずは県内の通いやすい施設を検討することをおすすめします。
まとめ:青森の環境に合わせて最適なクリニックを選ぼう
青森県でおすすめのNIPTクリニックをご紹介しました。
クリニック選びのポイントを振り返ってみましょう。
- 費用を抑えて、高度な医療機関で受けたいなら → 弘前大学医学部附属病院
- 青森市で、土日祝に手軽に検査を受けたいなら → レッドメイプルクリニック(NIPT Japan)
- 羊水検査の費用保証など、サポートを重視するなら → 平石クリニック提携院
- 自宅にいながら専門医のカウンセリングを受けたいなら → ミネルバクリニック
青森県は、認証施設の費用が非常に安価であるという大きなメリットがあります。まずは弘前大学病院を検討しつつ、お住まいの地域や希望(性別判定など)に合わせて青森市内の非認証施設も比較してみるのが良いでしょう。
赤ちゃんとご家族の未来のために、一番納得のいく選択をしてくださいね。まずは気になるクリニックの公式サイトで、詳細を確認してみることから始めましょう。
本記事は一般情報の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。診断や治療に関しては必ず医師にご相談ください。

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