茨城のNIPTおすすめクリニック6選!認証・非認証別に費用や特徴を比較

おすすめのNIPTクリニック一覧

「茨城県内でNIPTを受けたいけれど、東京まで行った方がいいの?」

「つくばや水戸で、安心して検査できる病院はある?」

茨城県にお住まいのあなたは、NIPT(新型出生前診断)を受けられる施設が近くにあるのか、それとも都内へ出るべきなのか迷っていませんか?

実は、茨城県内には大学病院などの認証施設が主要都市に点在しており、県内で十分な検査を受けることが可能です。また、水戸周辺には土日も検査できるクリニックがある一方、県南エリアの方はアクセスの良い東京や千葉のクリニックを選ぶのも賢い選択です。

この記事では、茨城県でおすすめのNIPTクリニックを「認証施設」「非認証施設」に分けて、分かりやすくご紹介します

比較表も用意しましたので、あなたにぴったりのクリニック選びに役立ててくださいね。

注意点:掲載している情報は記事執筆時点のものです。価格情報などの内容は変動する場合があります。最新の情報は、公式サイトの内容を必ず確認してください。

目次

【比較表】茨城でおすすめのNIPTクリニック一覧

まずは、茨城県内(水戸・つくば・ひたちなか等)や近隣でNIPTが受けられるおすすめクリニックを比較表にまとめました。

スクロールできます
クリニック名認証/非認証基本検査費用(税込)検査項目例特徴
医療法人関内科医院
(NIPT Japan提携)
非認証165,000円~全染色体、微小欠失ひたちなか市。土曜も診療ありで通いやすい。
平石クリニック(提携院)非認証198,000円13,18,21トリソミー、性染色体、微小欠失水戸駅直結。羊水検査費用の全額補助あり。
ミネルバクリニック非認証176,000円~13,18,21トリソミー、全染色体、微小欠失オンライン診療対応。自宅近くの医療機関で採血。
水戸済生会総合病院認証約180,000円13,18,21トリソミー水戸市の基幹施設。周産期医療の拠点。
筑波大学附属病院認証約200,000円13,18,21トリソミーつくば市の基幹施設。高度な遺伝医療を提供。
土浦協同病院認証約153,000円13,18,21トリソミー土浦市の基幹施設。比較的費用が抑えられている。

※費用は検査料・カウンセリング料などを含んだ概算(目安)です。診察料が別途かかる場合や、料金改定の可能性があるため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

茨城でNIPTクリニックを選ぶ4つのポイント

「認証と非認証、どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるでしょう。

茨城県ならではの事情を踏まえて、クリニック選びのポイントを4つ解説します。

①「認証施設」か「非認証施設」か

NIPT実施施設は、日本医学会が認証した「認証施設」と、それ以外の「非認証施設」に分けられます。

認証施設は、検査前の遺伝カウンセリングが必須で、臨床遺伝専門医などのサポートが手厚いのが特徴です。茨城県では、筑波大学病院、水戸済生会総合病院、土浦協同病院などが基幹施設として認定されています。ただし、「紹介状が必要」「夫婦同伴が必須」などの条件が設けられている場合があります。

一方、非認証施設は、年齢制限などの条件がなく、誰でも検査を受けやすいのがメリットです。認証施設では教えてもらえない「性別判定」や、より細かい「全染色体検査」などを希望する場合は、非認証施設を選ぶ必要があります。

②アクセスの良さ(県央・県南・県北など)

茨城県は広いため、お住まいの地域によって最適な選択肢が変わります。

  • 県央・県北エリア(水戸・ひたちなか・日立):水戸済生会総合病院や、平石クリニック提携院、関内科医院などが便利です。
  • 県南エリア(つくば・土浦・取手):筑波大学病院、土浦協同病院があります。また、つくばエクスプレス(TX)や常磐線を使えば、東京(秋葉原・上野など)や千葉(柏)のクリニックへもアクセスしやすいため、選択肢が広がります。
  • 県西・鹿行エリア:近くに施設がない場合は、つくば・水戸まで出るか、オンラインNIPTを利用するのも一つの手です。

③検査項目の違い

「赤ちゃんの染色体について、どこまで詳しく知りたいか」をご夫婦で話し合うことも大切です。

  • 基本のみ知りたい:ダウン症候群(21トリソミー)など、主な3つの染色体疾患だけで十分なら、認証施設・非認証施設のどちらでも可能です。
  • 性別や他の染色体も知りたい:性別判定や、全ての染色体の異常、微小欠失などを調べたい場合は、非認証施設を選ぶ必要があります。

④検査費用の総額

NIPTは自由診療のため、全額自己負担です。

茨城県の認証施設は、検査費用とカウンセリング料を合わせて約15万円〜20万円程度が相場です。土浦協同病院などは比較的安価な設定になっています。

非認証施設の場合、性別判定などの追加情報が得られる点や、土日診療などの利便性、万が一陽性だった場合の「羊水検査費用」の補助制度などがメリットとなります。

水戸周辺・オンラインで検査可能!おすすめNIPTクリニック【非認証】

まずは、年齢制限などの厳しい条件がなく、豊富な検査プランから選べる非認証施設をご紹介します。

医療法人関内科医院(NIPT Japan提携)

医療法人関内科医院は、全国でNIPTを展開する「NIPT Japan」の提携クリニックです。ひたちなか市大平にあり、駐車場も完備されています。

特徴は、地域のクリニックで採血のみを行い、検査の説明や遺伝カウンセリング(希望者のみ・有料)はオンラインや電話で専門医から受けられるシステムです。

水戸市やひたちなか市周辺にお住まいで、「近くの病院でサッと検査を済ませたい」「全染色体検査も検討したい」という方におすすめです。

参考:NIPT Japan

平石クリニック(水戸提携院)

平石クリニックは、NIPTの検査実績が豊富なクリニックです。水戸駅直結のビル内にある提携クリニックで採血が可能です。

一番の特徴は、万全のサポート体制です。検査結果が陽性だった場合の羊水検査費用を全額負担してくれるほか、認定遺伝カウンセラーに無料で電話相談ができます。

土日祝日(一部)も検査に対応しているため、平日お仕事が忙しいご夫婦でもスケジュールを合わせやすいのが魅力です。

参考:平石クリニック NIPT

ミネルバクリニック(オンライン)

ミネルバクリニックは東京にある遺伝子検査専門のクリニックですが、完全オンラインでのNIPTを実施しており、茨城県全域から利用可能です。

ビデオ通話で臨床遺伝専門医の院長からカウンセリングを受けた後、最寄りの医療機関(ご自身で手配、または紹介)で採血を行い、検体を郵送します。

世界最新鋭の第3世代NIPTを導入しており、高い検査精度を誇ります。近くに専門のクリニックがない地域にお住まいの方や、自宅にいながら専門医のカウンセリングを受けたい方におすすめです。

参考:ミネルバクリニック

地域の基幹病院で安心!茨城のNIPTクリニック【認証】

次に、日本医学会に認定された認証施設をご紹介します。茨城県は各エリアに基幹病院が配置されています。

水戸済生会総合病院

水戸市双葉台にある水戸済生会総合病院は、県央・県北エリアの周産期医療を支える認証施設です。

総合周産期母子医療センターとして、リスクの高い妊娠・出産にも対応できる体制が整っています。検査費用は約18万円です。

受検には紹介状が必要で、原則として夫婦での来院が求められます。地域の中核病院ならではの安心感を重視する方に適しています。

参考:水戸済生会総合病院

筑波大学附属病院

つくば市天久保にある筑波大学附属病院は、県内唯一の大学病院であり、高度な遺伝医療を提供する基幹施設です。

臨床遺伝専門医による専門的なカウンセリングを受けられるのが最大のメリット。検査費用は約20万円(カウンセリング料込)です。

つくばエクスプレス沿線にお住まいの方や、大学病院の高度な医療体制でのサポートを希望する方におすすめです。

参考:筑波大学附属病院

土浦協同病院

土浦市おおつ野にある土浦協同病院は、県南エリアの基幹施設です。

こちらの特徴は、認証施設の中では比較的費用が抑えられている点です。検査費用は15万円(税込)で、別途カウンセリング料(3,000円)がかかります。

地域がんセンターや救命救急センターも併設する大規模病院であり、万が一の場合のバックアップ体制も万全です。

参考:土浦協同病院 遺伝カウンセリング室

NIPTに関するよくある質問

最後に、茨城でNIPTを受ける際によくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q1. 東京のクリニックまで行った方がいいですか?

A1. 必ずしも東京へ行く必要はありません。茨城県内には認証・非認証ともに選択肢が揃っています。ただし、つくば市や守谷市など県南エリアにお住まいの場合は、都内や千葉県柏市のクリニックの方がアクセスが良い場合もあります。移動の負担と通いやすさを天秤にかけて検討しましょう。

Q2. 検査はいつから受けられますか?

A2. 多くの施設では、妊娠10週0日から検査可能です。認証施設の場合は、紹介状の準備や予約調整に時間がかかることがあるため、妊娠が分かったら早めに主治医に相談し、9週頃には予約を入れておくとスムーズです。

Q3. 夫(パートナー)の同伴は必要ですか?

A3. 認証施設(大学病院など)では、原則として初回カウンセリング時の夫婦同伴が必須です。一方、非認証施設(NIPT Japanなど)では、妊婦さん一人での検査も可能な場合が多いです。お仕事の都合などで同伴が難しい場合は、非認証施設を検討するのも一つの方法です。

まとめ:茨城の環境に合わせて最適なクリニックを選ぼう

茨城県でおすすめのNIPTクリニックをご紹介しました。

クリニック選びのポイントを振り返ってみましょう。

  • 水戸・ひたちなか周辺で、手軽に検査を受けたいなら関内科医院(NIPT Japan)、平石クリニック提携院
  • 県南エリアで、費用を抑えて認証施設で受けたいなら土浦協同病院
  • 高度な医療と手厚いカウンセリングを求めるなら筑波大学附属病院
  • つくばエクスプレス沿線にお住まいなら都内や千葉(柏)のクリニックも視野に

茨城県は、県内での受検はもちろん、エリアによっては都内へのアクセスも良好なため、幅広い選択肢から選ぶことができます。

「価格」「安心感」「知りたい内容」のバランスを考え、ご夫婦にとって一番納得のいく選択をしてくださいね。まずは気になるクリニックの公式サイトで、詳細を確認してみることから始めましょう。

本記事は一般情報の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。診断や治療に関しては必ず医師にご相談ください。

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